日曜日にカードケースを落とした。
内容物…免許証、保険証、クレジットカード数枚、キャッシュカード数枚、応急手当普及員認定証、バンドエイド数枚…コードバンの黒のカードケースごと行方不明に。
思いつきの新たな予定を元からあった予定に無理矢理ねじ込もうとしてバイクで飛び出したのがいけなかったんだな。
新宿1丁目の信号でケツポッケにヤツが居ないことに気づいた。
で、だ。
無くなったものは無くなったもの。
くどくど探したり泣いたり喚いたりパニくったりしない性格でな、あたしゃ。
さらばだ。
結構使いやすい新人君だったのに、残念だったな。
リセットだ。
って、気付いたところで右折、速攻でそこにあった交番に届け、隣のスタバの外席に座り、バックス・ラテのグランデ飲みながら104合戦開始だ。
カード会社数社と銀行数社。
しかし次々掛けてるとだんだんにフキゲン指数が上がっていく。
なんでって、そのフキゲン元は
「あのう、お電話いただいているのはご本人様ですか?」
っていう敵の懐疑的質問。
ま、原因は私にある。
実は私の声は、電話で聞いたら10人のうち10人が「男子中高生」の声と言う声だからだ。
だから、私に対してはお決まり的な「ご本人様ですか?」ではなく、明らかに疑っている「ご本人様ですか?」なわけで、当然、「はい。」でその疑いが晴れるわけは無く、延々と問答が続くことになるのだ。
「あのう、お電話いただいているのはご本人様ですか?」
「はい。」
「えっと… ご契約の方は女性の方です…よね?」
「はい。」
「で、では、ご住所とお電話番号をお願いします。」
「東京都○○区あれこれ…。」
「念のため、生年月日を昭和と西暦で…」
「西暦19××年、昭和××年、8月1日。」
「お引き落としの銀行名と支店名をお願いします。」
「○○銀行△△支店。」
「以前お勤めの会社名をお答えください。」
「株式会社◎◎◎◎!」
「…は、はい。確認させていただきました。では取り急ぎカードをお止め致しますね?」
このやろう。
あんたと問答してる間に使われたらどーすんだ。
つか、振り込めって言ってんじゃねんだよ、止めろって言ってんのにそこまで疑うかフツー。
この問答シリーズを少なくとも10社と交わしたわけだよ。
り○○銀行なんか、順番が後でフキゲン指数500ぐらいで当たったもんで、「あのうご本人様…」「そうだってば!」って言った途端、おねーさんがパニって上司に代わりやがって、その上司もパニって向こうから住所と電話と生年月日言っちゃってんの(笑
人間ねぇ、自分の経験値でモノを計るので、自分のモノサシで計れないモノにぶつかるとフリーズするか逃げるか排除するんだよね。
いや、悪かったね。
この声が悪いんだよね。
そう、今まで何度もやってんだ、電話で問答。
レンタル電話の解約とか、カードの請求額の問合せとか、保険の確認とか、なんだーかんだーで、今に始まったことじゃないんだ。
一度なんか「ご本人様以外にはお答えできかねます」って貝になられてぶちキレ。
「あのさぁ、本人じゃない証拠はどこにあるの?何を根拠に本人じゃないって思うの?をぃ、おめぇ名前なんつーの?今から15分で行くから玄関で待ってろ、わーったか!」
となったりな(極悪)
もっと懐広く行こうぜ。世の中広いんだ。
…違うか。
でもこの声、ちゃーんとCDにもなってっからね。
…無駄か。
はい、この声で電話掛けてほしー人は電話番号メールをどうぞー(笑