最近テレビでもよく紹介されているので、ご存知の方も多いかと。


岡本知高さん


『牡丹と薔薇』の主題歌の「涙のアリア」を歌った人と言った方が早いかな。


男性なのに女性のソプラノの音域で普通に歌う、ソプラニスタだ。


ファルセットで作ったソプラノではなく、声変わりしなかった本物のソプラノ…といえば、その物珍しさだけが先行しがちだけど、国立音楽大学を卒業し、パリ・プーランク音楽院を主席で修了したという当然の実力派。


ものすごく深味のある、表情豊かな声なんだよね。



圧巻なのはこのスタイル。


ソプラニスタ・コンサート



専属デザイナーが作る特徴的な衣装に身を包んだ巨漢… カッコイイ…!


彼の持つオーラとの相乗効果で更に大きく見える… そのぶっ飛んだ発想がまたカッコイイのだ。



実際の彼はテレビでも垣間見られるように、超明るくて人懐こそうな性格と、温厚な話し方なんかに非常に好感がもてる。



コンサートは2度ほど出掛けたけど、そのまんま彼のおおらかな空気が会場を包んでいてとても心地よい。

お客様もリラックスムードだ。

何しろ、クラシックばかりじゃなく、童謡や歌謡曲も歌ってくれるところも、私のようにクラシックに疎いヤツにも敷居が低くてありがたいところ。


そして、ご本人がとにかく超楽しそう。

観てるほうもニコニコしちゃうし、「歌って楽しそうだなー」っていう素直な感想が出てくる。


ステージの基本だけどね、一番忘れがちで一番大事な要素だよね。



いやね、コレ見て何かに似てるなーってずっと思ってたんだよね…


ソプラニスタ風?


歌い方っていうか、見た目っていうか…。


ソプラニスタ


不謹慎かな…。


いやー、でもやっと思い出してスッキリしたよ…


てなわけで、本日は岡本さんの「Amazing Grace」聴きたくなって掛けてましたー。


ちゃんちゃん。